雑給

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勘定科目の一つである「雑給」(読み仮名:ざっきゅう、分類:営業損益)に関する解説です。どういった時に使用される勘定科目なのかの説明と、具体的な仕分けのサンプルを掲載しています。

雑給とは

雑給とはパートタイマーやアルバイトの人に支払われる給与や諸手当のことです。

雑給は臨時雇用者の給与を正社員と区分する場合に利用されます。給料勘定でまとめて扱う場合もあります。

雑給はどのような時に使用されるのか

「雑給」科目がどういった時に使用されるものなのかについて確認します。

雑給の支払

雑給は現金や預金などから支払われますが、源泉所得税や保険料などを「預り金」として控除して支払います。

(借方) (貸方) 
雑給xxxx 預金xxxx
   預り金xxxx

「雑給」科目の仕分けサンプル

では具体的な取引毎に仕訳のサンプルを見ていきます。

アルバイトに対して給料を10万円支払った。支払の際には源泉所得税5千円、社会保険料1万円を差し引いた。

(借方) (貸方) 
雑給100,000 預金85,000
   預り金15,000

( Written by Tatsuo Ikura )